Voicy Journal

「社会をより豊かにする事業が魅力」東証一部のCFOからVoicyコーポレート部門責任者に

「社会をより豊かにする事業が魅力」東証一部のCFOからVoicyコーポレート部門責任者に

「Voicyってどんな人が働いてるの?」定期的に社員にインタビューしていくコーナー。今回は、コーポレートdiv責任者の赤澤栄信です。

 緒方の監査法人時代の先輩だった赤澤がVoicyへの入社を決意した理由、また、財務のプロフェッショナルからは、Voicyが挑む市場がどのように見えているのかインタビューしてきました。

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Voicy上のチャンネルでも赤澤が熱い想いを語っています。彼の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてはいかがですか?

東証一部のCFOからスタートアップへ

まずは、これまでの経歴を簡単に教えてください!

 Voicyに入社したのは2019年10月ですが、その前に3社経験しています。日系大手老舗企業、監査法人、東証一部新興企業と規模も組織フェーズも全く異なる3社でキャリアを積んできました。

 新卒では日本生命保険相互会社に入社し、営業人事部に配属されました。人事という立場から会社を俯瞰して見ることができたのはとても良い経験だったと思っています。入社以来一貫して「会社を良くしたい」という思いがあったのですが、何が「良い会社」なのか自分自身で回答を持っていなかったんです。ちょうど当時はCxOという経営専門職が日本に導入され始めた時期でした。その時に、自分の目指す道はこれなんじゃないかと思い、会計士資格を取ってCFOになると決意しました。そして3年で退職し、公認会計士の勉強を始めたんです。

 会計士試験合格後は、新日本監査法人(当時)大阪事務所に入所。監査法人では約10年間、監査業務をメインにIPO支援やコンサル業務にも従事していました。緒方との出会いもここだったのですが、その話はまた後ほど。監査の仕事は本当に楽しかったです。世界中に子会社がある企業を担当していた時は、グループファームと対話しながら監査法人側でその情報をコントロールしたりと、刺激的な仕事がたくさんありましたね。ただ、自分にとっては監査法人はあくまで修行の場。CFOになるという夢はずっと持ち続けていたので、そのチャンスをずっと探していました。

 そして2014年、CFOポジションを探していると声がかかりデジタルアーツ株式会社に転職しました。管理部長として、経理・税務・財務、法務、広報等のマネジメントを担当する傍ら、IR業務を担当していました。また、親会社の取締役として経営に参画しながら、国内外の子会社の役員も兼務していました。CFOとしてのミッションは企業価値の向上。入社した当初140億円程度だった時価総額は、5年で1,500億円超までになり、自分の仕事はひと段落したのではないかと思ったのが、次の選択肢を考え始めたきっかけでした。

その時にVoicyと出会ったんですね。当時のことを詳しく教えてください。

 次の選択肢を探そうと思った時に、2つ考えたことがありました。1つ目はIPO準備ステージの企業で挑戦すること、2つ目は企業の再生案件に携わることです。

 デジタルアーツ入社時は東証一部鞍替え直後だったので、ある程度会社の基盤が出来上がっている状態だったんです。IPO準備ステージの企業はその基盤をつくっていくことが仕事。それを経験することで自分のキャリアとしてもプラスになると考えました。そう考えてからは何十人もの経営者に会いましたが、なかなか次の環境を決めるに至りませんでした。というのも、課題解決型のビジネスモデルが数多く存在する中で、今の日本はとても恵まれた環境にあるため大きな課題があまり存在しないんじゃないかと考えるようになったんです。もちろん、目の前の課題はたくさんあり、それを解決することは必要ですが、上場後を見据えて取り組んでいきたい課題が自分の中には生まれなかったというのが大きいです。

 その次に考えたのが企業の再生案件に携わるということ。IPO準備フェーズとは逆に、もう少し企業のフェーズが進んだ会社ですね。企業再生は、経営不振に直面している企業を対象に、不振の原因を追及し再構築を行う仕事です。日本では企業再生案件が急激に増えており、公認会計士としての経験も活かせるのではないかと考えました。実際、再生案件で具体的に転職の話が進んでいたこともあり、次の環境がほぼ決まりかけていたんです。

 ちょうどその時、代表の緒方に声をかけてもらってVoicyオフィスに遊びに来たのが、久しぶりの緒方との再会でした。緒方からVoicyの話を具体的に聞く前は、この話は断ろうと思っていたんです。こういうサービスやプロダクトって自分よりももっと若くて勢いのあるCFOの方が合っているんじゃないかと思って。しかし、緒方と直接話してみて、「まだやりたいことの5%もできてない」と言っていたのが刺さりました。今まで会ってきた経営者とはとんでもなく違う次元のことを考えているんだなと思ったんです。ボイスメディアを作りたいだけじゃなく、その先のプラットフォーム、音声インフラという世界について熱弁する緒方を見て、一緒にやってみたいと思うようになりましたね。

 実際、緒方は人の心を動かすのがとても上手い。これは経営者にとって欠かせない才能だと思っています。誰もつくっていないビジネスに挑戦するからこそ、その未来を誰よりも信じないといけないし、誰も想像できないスケールで物ごとを考え続けなければいけない。自分も緒方と一緒にその未来をつくっていきたいと思うようになりました。

経営者の2つのタイプとは

緒方さんとは監査法人時代の先輩、後輩だったんですよね?当時とは違う立場で働くことに対して戸惑いなどはなかったんですか?

 緒方とは得意分野が全く違うので良い関係で仕事ができるんじゃないかなと思っています。監査法人時代は一緒のチームで仕事をしたことがあるくらいの関係性でした。当時一番印象に残っているのが、緒方が新卒社員向け研修のコンテンツを作ったこと。監査に初めて向き合う新卒社員に、模擬監査のようなコンテンツを作っていたのですが、これがとても良く出来たコンテンツだったんです。当時、自分たちは大阪事務所にいたんですが東京事務所のメンバーが東京でもその研修を取り入れたいと打診してきたほど。今考えると、そういうコンテンツを作る才能は飛び抜けていました。監査法人出身者には珍しいタイプですよね(笑) 

 その後も緒方とは定期的に連絡を取っていました。ニューヨークのERNST&YOUNGで緒方が働いている時に自分が研修でニューヨークに行くことになったり、デジタルアーツに転職したタイミングと緒方がトーマツベンチャーサポートに所属したタイミングが同じだったり。当時はまさか将来一緒に働くことになるなんて思ってもみなかったですが!

ニューヨークでの緒方と赤澤

 経営者には事業家タイプと投資家タイプ、2つのタイプがいると思っています。事業家タイプは、サービスへの愛情が強く、数字はほとんど気にしないタイプ。一方、投資家タイプは、数字を軸にビジネスを考えるタイプ。緒方は完全に事業家タイプの経営者なんです。サービスやプロダクトに対する愛情が人一倍強いんですよ。価値創造型のVoicyには、緒方のような事業家タイプの経営者の方が相性が良いと思っています。そして、自分としてもそういう事業家タイプの経営者と一緒に働きたいという思いがとても強いですね。

ラグビーに熱い赤澤のVoicy入社

Voicyではコーポレートの責任者という役割ですが、赤澤さんから見るVoicyの魅力について教えてください!

 Voicyのビジョンは「音声×テクノロジーでワクワクする社会をつくる」なんですが、ワクワクする社会をつくるっていうのがまさに価値創造型のビジネスですよね。さっきも話したように、何事も満たされている今の日本で、社会をより豊かにしようというところに魅力を感じています。緒方ともよく話しているのですが、Voicyがある世界とない世界、もしかしたら今はVoicyがなくても世の中には何もインパクトを与えないかもしれない。ただ、近い将来「Voicyがあって生活が豊かになったよね」と言われるサービスにしたいと思っています。目の前に課題がないからこそ難易度が高いビジネスだと思います。

 そして、Voicyに関与してから投資家の皆さんと話していても音声市場に関する注目は高まっているように感じますね。最近では、スマートスピーカーの普及により、音声を入力インターフェイスとするWeb利用が拡大しています。天気を検索するなど単純なWeb利用は音声入力に置き換わりつつあり、スマートフォン等の端末を使いこなせなかった高齢者や子供にWeb利用の可能性を拡げています。

 また、音声は「ながら」聴きが出来るのも魅力的な特徴ですね。動画やTV等との可処分時間の奪い合いだけでなく、スキマ時間というこれまで手付かずだった領域で新たなライフスタイルを創造できる可能性があると思っています。日本ではまだ音声コンテンツはそこまで普及していないように感じますが、海外では音声コンテンツを日常的に聞くようになっているようです。それに伴い、音声市場のプレーヤーも増えています。特に、アメリカ、中国では特に注目度が高まっているのではないでしょうか。Voicyでも海外の動きは常にウォッチしていますし、近い将来の海外展開も視野に入れて施策を検討しています。(音声市場に関する記事はこちら

 Voicyはまだ事業の解像度を高めて行くフェーズです。プロダクトとしての注目度は高まってきていますが、これを事業にしていくこと、事業を支える強いコーポレートをつくることが自分の大きなミッションだと思っています。まずは、緒方が本当に得意な領域に注力できるように、しっかり支えていきたいですね。

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