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Voicyには、かなりアツくて奥深い部活動があった?!〜メディアアート部に密着〜

Voicyには、かなりアツくて奥深い部活動があった?!〜メディアアート部に密着〜

こんにちは。Voicyカンパニークリエイターの “ はる ” こと高森はるなです!

先日、Voicyの様々な部活動についてリモートver.でご紹介したのですが、ご覧いただけたでしょうか。(まだの方はこちら。

そんな部活動が盛んなVoicyなのですが、今回は “メディアアート部” というユニークな部活があるらしいという話しを聞きつけたので、私はるがメディアアート部の座談会に参加し、一体どんな部活なのかを取材してきました!

(この記事には以前Voicyで開催した社内イベント『ボイソン』の話題がちらほら出てくるので、もしまだチェックしてない方はこちらの記事も一緒にご覧ください!)
→ ボイソン前編 / ボイソン後編

ちなみに、メディアアートとは、芸術表現に新しい技術的発明を利用する、もしくは新たな技術的発明によって生み出される芸術の総称的な用語のことだそうです。(※ウィキペディア参照)

メディアアート部ってどんな部活?

現在メインに活動しているのはこちらの4名。

左上:きょーちゃん  右上:みっきー
左下:ごろう     右下:やまげん

メディアアート部は、ごろうさんの「実はメディアアート好きなんです。」という発言から盛り上がった勢いで結成された部活とのことなのですが、メンバーがとってもメディアアートに対してガチなので紹介させてください!

まず、メディアアート部の部長を務めるのは、美大でメディアアートを学んでいたというエンジニアリングマネージャーみっきーさん。 そして部員には、学生時代にスマートシューズOrpheを作っている会社でインターンをしていてメディアアートの魅力にハマったというバックエンドエンジニアやまげんさん。
学生時代にメディアアート作品(本人曰く、メディアアートっぽい作品)を作り出展経験もあるというデザイナーきょーちゃん。
部活結成のきっかけにもなった無類のメディアアート好き、バックエンドエンジニアごろうさんという、メディアアートにかなり縁の深いメンバーが集まっているのです。

そんなメディアアートが好きだという部員の皆さんに、オススメのメディアアートやメディアアーティストを教えてもらいました!

– 1人目:ごろうオススメのメディアアート

https://www.guggenheim.org/artwork/34812

ニューヨークのグッゲンハイム美術館にある作品で、ごろうさんがメディアアートを好きになるきっかけとなった作品。
血のように見える赤い液体を中央のロボットが拭っていくのですが、拭っても拭っても液体が広がり続けるという、終わりのなさが魅力的だったのだとか。

動画で見るだけでも圧倒されてしまいましたが、ごろうさんは生で見に行き、とても感動したそうです……!

– 2人目:きょーちゃんオススメのメディアアート

https://www.ntticc.or.jp/ja/feature/2008/Openspace2008/Works/tenori-on_j.html

発光するLEDボタンを操作することによって演奏を行える、電子楽器テノリオン。
きょーちゃんはメディアアーティストである岩井俊雄さんの作品が好きで、その中でもこのテノリオンが一番好きなのだとか。

Voicyらしく音声に関係するメディアアートを教えてくれました!^^

– 3人目:みっきーオススメのメディアアート

みっきーさんはメディアアーティスト八谷和彦さんの作品が好きで、中でも一番のオススメはあの有名なジブリ映画「風の谷のナウシカ」で主人公ナウシカが乗っている乗り物、メーヴェを実現化したオープンスカイプロジェクトの一貫なのだそう。(あれメーヴェって言うんですね…!)

多くの作品に触れていた美大生時代が15年前ということで、メディアアートが普及して来た頃から注目してたんですね!さすがです…!

– 4人目:やまげんオススメのメディアアート

http://archive.j-mediaarts.jp/festival/2018/art/works/21a_Im_In_The_Computer_Memory/

これはコンピュータの中で動作しているメモリを視覚化し、その中を探検する参加型インスタレーションで、やまげんさんはこういうものを作りたいのだとか。

ちなみにインスタレーションとは、現代美術における表現手法の一つであり、鑑賞者が“体験できる”というのが大きな特徴だそうです!面白そう!


好きなメディアアートにそれぞれの個性が光る皆さんですが、実際の部活動はどんな感じで行われているのかが気になります。

“表現したいメディアアートを自由に作るもくもく会”とは?

部活動の一環として、“自身の表現したいものを自由に作る”という目的から、GW中にもくもく会を行ったというメディアアート部の皆さん。一体どんな会だったのでしょうか?

(みっきー)やまげんと会話していたとき、「GWにボイソン(ハッカソンがモデルになったVoicy社内の開発イベント)が開催されるけど、メディアアート部も何かそういうイベントやれたらいいよね。」という話になったんです。
そのときやまげんのアート熱がすごく高かったんだよね。笑

僕も作りたいと思っていたアイディアがあったのですが、それがハッカソンというよりはアート作品寄りのものだったので、メディアアート作品として作れる場がほしいなーと。
正直なところ、創作自体はひとりでやってもよかったのだけど、それだと寂しいから他も部員も巻き込んでもくもく会というカタチにすることにしました。

なるほど、とにかくメディアアートにもくもく触れる1日というわけですね。

もくもく会の当日は、こんなスケジュールで行われたそう。

皆さんそれぞれ、どんなメディアアートを作ったのでしょうか?

(みっきー)僕は、話している人の声に色を付けたいと思って、こんなメディアアートを作ってみました。

(みっきー)この作品では茂木健一郎さんの「村上隆さんから学んだ現代アートの本質。」の音声を使用しています。音声をテキストに変換する技術を使って自動で文字おこしをして、そこから文章をひらがな、カタカナ、漢字の3つに分類し、適当な色をつけました。
この放送では海外アーティストについて触れているのですが、実際に可視化してみてもカタカナの利用が多いことがわかりました。

今回はひらがな、カタカナ、漢字という分類で色を付けましたが、名詞、副詞、形容詞に分類したり、その単語がポジティブな言葉か、ネガティブな言葉かなどにも分類することが出来ます。
例えば、ポジティブなら明るい色、ネガティブなら暗い色をつけ、音声から作り出された1枚の絵を見た時にどんな気分で話しているのかを可視化することなども出来るので、実際にやってみたら音声の聞き方も変わりそうだなーと思いますね。

音声というと今までは波形でしか見えなかったですが、別の方法で可視化するというのを今後も色々とやってみたいです。

短期間でメディアアートとボイソンでの作品を2つとも作り上げたみっきーさん、すごい!

(きょーちゃん)私は、今コロナの影響でライブだったりクラブハウスのイベントが出来なくなっている中で、オンラインでライブ中継をしている人が増えているところから、家でそのライブ中継を見るときにどうやったら楽しさを最大化できるかっていうのを考えてました。そこで、音に合わせて照明がコントロール出来て、もはや家がライブハウスになるようなものを作りたいなと!

イベント当日は構想までしか出来なかったのだけど、他の部員から「こうやったら実現するんじゃない?」とか色々アドバイスをもらって、実現方法はその1日で洗い出せた感じ。

最後のアウトプットまでしたいと思ってイベント後もちょこちょこ作業しているのだけど、完成が楽しみです。多分パリピな感じになると思う。笑

ボイソン優勝者のきょーちゃんのアイディアには、毎回本当にワクワクさせられます! おうちでライブハウス体験してみたい…!

(やまげん)僕は、その1日で主にボイソンでも使ったTouch Designerを学んで、実際に作った作品はそのままボイソンでのアウトプットに使いました。

(やまげん)音と映像に連動して背景が動くというアートを作り、ボイソンでは更にそこにダンスを取り入れたのですが、リモートという状況だったのでまだデモしか出来ておらず、状況が良くなってきたタイミングで作品として完成させたいと思ってます!

ボイソンでは私とタッグを組んでくださったやまげんさん。この格好良い背景作成の裏側には、メディアアートもくもく会があったんですね!完成が楽しみすぎる〜〜!

(ごろう)僕は、ゲームとかによく使われるunityという3Dのシステムがあるんですけど、それを使って、自分の作ったアバターが音楽に合わせて踊るっていう作品を作りました。
出来たものを使ったりしつつも、アバターは全て自分で作って、踊らせるところまでやりました。

すごい…!なんかこういうのプリキ○アのエンディングで見たことある…! ごろうさんの作ったアバターが良い感じに癖が強くて中毒性があり、ずっと見てしまいます。(動画をお見せ出来ず伝わらないのが残念)

今回のもくもく会はアウトプット必須ではなく、作品作りをしたり、気になるシステム触ってみたり、それぞれが自由にメディアアートに触れる1日となったようです。

メディアアートのことはよくわからないけど、皆のアイディアがめちゃめちゃ面白くて、何よりもメディアアートについて語っている皆がなんだか超楽しそうで、良い部活だな…!

いつかはチームで出展してみたい

現在はアートイベントでの創作やイケてる作品の共有、Touch Designerの勉強会などが主な活動内容とのことなのですが、今後メディアアート部ではどのような活動をしていくのでしょうか。

(みっきー)個人的には、今回のもくもく会で作った作品を拡大していきたいなっていうのは構想しています。例えば、音声を3色に分けた後に、物理的な紙にマッピングしたいと思っています。その人の声の色を水墨画の表現に似た感じで、紙から音声がにじみでるような感じにしたいと思っています。

(みっきーさんの描いてくれたイメージ図)

(やまげん)僕は、情報学をアートしたいです。世の中には多くの有名な絵があると思うのですが、それって1枚のピクセルの色の全ての組み合わせ分の1でしかないんですよね。これはエントロピーの概念なんですけど。そこで働く力学を表現したい!
あとはリナックスのプロセスとかもアートにしたくて!秩序に無秩序を入れたくて!

(はる:…..エントロピー…リナックス….ナンダソレ….)

(ごろう)僕は単純に、見てるひとがいいなと思うものを作りたいです。
今考えているのは、例えば花や野菜などにかける言葉が良い内容か悪い内容かで育ち方が変わるっていう話しがあると思うんですけど、そういうのすごく面白いなと思っていて、自分の態度とかによって見るものや聞くものが変化するみたいのが作れたらいいな〜と思ってます。

(きょーちゃん)私は自分で実装まで出来るようになりたいと思ってます。というのも、デザイナーってアイディアを考えて企画したらそれをエンジニアの方に作ってもらうことが多いのだけど、最後カタチにするところまで自分で出来たらいいなって。

あとは、音声というテーマが好きなので音声に関わる作品を作りたい。仕事では、どうしてそのデザインにしたのかという明確なロジックが必要になるけど、そうではなくアートとして、理由はないけど面白さや気持ちよさを感じたままに表現したいですね。

(みっきー)部活動全体で言うと、メディア芸術祭にアウトプットしたり、オフラインでのイベントを開催したりしたいねみたいな話しはしていたものの、明確なプロジェクト化やゴール設定をしていなかったですね。
でも、メディアアート部でチームとして出展してみたりしたいな。

とりあえず次回の活動としては、Touch Designer会をやろうと思ってます!

メディアアート部のみなさん、ありがとうございました!

Voicyのメディアアート部全員で作り出す作品が、今からすごく楽しみです。

一見ユニークで楽しいが売りの部活かと思いきや、部員皆さんのメディアアートへの想いや熱量がとても大きくて、かなり奥深いものだとわかりました。もはや格好良い…!

そして、やっぱりVoicyにはものづくりが大好きなメンバーが多いなあと改めて実感!

ちなみに部員は募集中とのことなので、「我こそはメディアアート好きだ。」という方は、Voicyに入社した際にぜひメディアアート部の仲間入りしてみてください!

以上、はるでした!

Voicyに興味を持ってくださった方、ぜひぜひ話を聞きたいボタン、またはVoicyの採用サイトからご応募お待ちしております!

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